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地域おこし協力隊

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地域おこし協力隊が田上町で感じた徒然(つれづれ)を発信します。
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記事一覧

【竹でみんなを驚かす!】放置竹林が毎年2万人を呼ぶ『まちの宝』に

こんにちは。 田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 新潟で一番小さな町で始まった、地域の魅力を育てるプロジェクト『たがみバンブーブー』。 2022年にスタートしたたがみバンブーブーは初年度にも関わらず、わずか1ヵ月間のイベント開催期間で、来場者数はまちの人口の倍となる2万人以上となりました。 イベントが終わってから頂いたのは「また来年も楽しみにしてるよ!」という声。 年が明けて雪も溶け、まち自慢のたけのこが採れはじめる4月。 たがみバンブーブー2年目に向けた準備が

【ウメを推す】梅は松より下なの?松竹梅の順位付けにもの申したい

こんにちは。 田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 地元が群馬のヤマグチですが、小さいころからよく食べていたお弁当があります。おそらく群馬では多くの人が一度は食べるお弁当だと思いますが、そのお店ではお弁当に3段階の価格設定があるんですよね。 それがおそらくヤマグチ少年にとって、初めての『松竹梅』との出会いだったと思います。 そして小さな頃から食べたことのあるのは一番安い『梅』のお弁当だけ(別に家庭がひもじいとかではないのでご心配なく)。それだけが原因ではありませんが

まちの山が「インクに採用される」くらい綺麗なのでご紹介します

こんにちは。 田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 皆さんのまちにはハイキングや軽登山などができる山が近くにありますか? コロナ禍に入って再び“アウトドア”や“キャンプ”などの単語をよく聞くようになってもう数年。「幼いときに学校行事で登ったきり」なんていう方や「毎週末登るほどお気に入りの山がある」などなど、人によって様々かと思います。 ヤマグチはと言うと、山に関しては本当に語るべきこともない程度のお付き合いしかありませんでした。おそらく同じ質問をされたら「年に1回登

【桐の木工教室】”やわらかい”は優しくて楽しい

こんにちは。 田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 小学校の「図工」はだいたい“5”の評価だったヤマグチです。 確か中学校の「技術」でも“A”評価で、この頃ぐらいから「自分は器用な方なんだ」と自覚し始めていた気します。 プラモデルやミニ四駆、自由研究で買ってもらった電子工作キットなど、基本的に手を使って何かを作ることは得意だったし、何より楽しかった。 たまたま見つけたまちの木工教室に参加して、そんな懐かしい記憶がいろいろと甦ってきました。 皆さんは最近、自分のため

放置竹林をアート作品にしたら1ヵ月で2万人以上のお客さんが来た

こんにちは。 田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 「今度まち全体を巻き込んで、竹を生かしたプロジェクトをやろうと思うんだけど」 初めてその話を聞いたのは去年(2022年)の7月終わりごろ、道の駅の食堂で打ち合わせをしている時でした。 「九州に竹あかりのプロがいるからその人たちも呼んで、まちのみんなで竹林整備しながら竹あかりでアート会場を作る予定。ヤマグチくんにも手伝ってほしいなって。これ一応資料ね」 ——そして約2ヶ月後の10月1日。 「さん!にー!いち!……

【あのコーヒーショップやあのお酒も】 ○○は全てうちの町で作られていました。

こんにちは。田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 突然ですが「県内シェア」や「全国シェア」って言葉を耳にしたことはありますか? 一般的にこの「シェア」とは「マーケットシェア」のことを指します。 「県内トップシェア」や「全国シェアナンバーワン!」など、テレビや雑誌の広告などで企業や店舗をアピールする謳い文句として使われることが多い言葉かと思います。 「26.1%」 いろいろと細かい定義や理論の説明は割愛しますが、少し調べたところでは最低限この数字を取るといわゆる「

”1時間で完売”したコシヒカリの生産者は小学5年生

こんにちは。 田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 皆さんは「学校田」という言葉に耳なじみはありますか? 学校田とは幼稚園や小学校などが管理する田んぼのことです。 学校の課外授業などで田植えや稲刈りを体験したことのある方もいらっしゃるかもしれません。 ヤマグチが住むまちにもその学校田があり、先日収穫されたお米の販売会が行われました。 当日は販売開始前からお客さんの行列ができ、お米はわずか1時間ほどで売り切れに…… 5月の田植えからはじまり、稲刈り、そして販売まで

「除夜の花火」~大晦日の小さな花火大会~

こんにちは。 田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 「大晦日に打ち上げ花火があるのでぜひ見てください」 初めてまちの「除夜の花火」を見たのは、地域おこし協力隊として着任してちょうど1ヶ月目の12月31日でした。 前回(2021年)は雪が降るかな家の近所で見ていた一観客でしたが、今回(2022年)は運営スタッフの皆さんともつながり、当日の警備兼撮影をすることに。 わずか数十分で終わってしまう、全国的にも一二を争う小さな規模の花火大会を、今回はご紹介しようと思います。

ヒノカミ神楽?うちの町では「ゴシャ神楽」です

こんにちは。 田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 例に漏れずヤマグチもしっかりアニメはチェックした「鬼滅の刃」。 主人公の炭治郎が「ヒノカミ神楽!」と技をくり出すシーンは全国、いや全世界で一体何回再生されたのか想像もつきませんが、一度は耳にしたことがある人も多いはず。 しかし、そもそも“神楽”ってやつをヤマグチは何となくでしか理解していなかったのですが、皆さんはいかがでしょうか? 鬼滅の刃の作中では、炭治郎のお父さんが雪のなか舞を踊る姿が描かれていました。 イ

コロナ禍で生まれたおじぞうさんと応援歌

こんにちは。 田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 ある日、まちの道の駅に見たことのない絵が、何枚も飾られていました。 カラフルな色で描かれているのは、かわいらしいおじぞうさんと、背中を押してくれるようなメッセージの数々。 これが初めて藤田さんの作品を見た日でした。 それから約4か月後—— 「実は本を出版することになりました!」と連絡が。 数日後、ヤマグチはたくさんの作品が展示されたギャラリーで取材をしていました。 「私が伝えたいのはこの言葉なんです!」

70歳でオープンした「ギャラリーみたいなギャラリー」

こんにちは。 田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 まちの幹線道路沿いにある商店跡地に、数ヶ月前から突如貼り出された「ギャラリーみたいなギャラリー」の手書き看板。 ヤマグチが田上町に移住した時からすでに閉店していたこの商店。 気にはなっていたが、何となくタイミングが合わずスルーしていた時、たまたま取材していた農家さんから情報をいただきました。 「あいつはうまいよー。よくあんなの描けるわ」 後日スルーしていたことを若干後悔しながら、「ご自由にどうぞ」と書かれた案内

田舎で見つけた「隠れ家」食品サンプル教室

こんにちは。 田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 定食屋さんや喫茶店など、ちょっと懐かしい感じのお店だと今も見かける「食品サンプル」。 最近はテレビで特集が組まれたり、ガチャガチャの景品になるなど、認知度としてはかなり高いのではないでしょうか。 そんな食品サンプルも、実際に作ったことがある人となるとかなり限られるはずです。ヤマグチの体感では100人集めて「作ったことあります?」と聞いて回っても1人いたらすごいなーくらいのイメージ。 しかし、 県内でも1番小さい"

こんな竹林?でアスパラガスは育ちます

こんにちは。 田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 たまにお世話になっている地元密着型スーパーに 気になる張り紙が出ていました。 ただの「アスパラあります」ではなく名指し。 さすがに無視できず店内の冷蔵ケースを探すと「カサハラさんのアスパラ」と書かれた商品を発見。 お値段も手ごろだったので気になっていた地酒と一緒に購入して帰宅しました。 さっそく晩ごはんの一品として奥さんに追加をねだって実食。 「おいしい……っていうかめちゃくちゃ甘い!」 二人ともメインそっ

白米と玄米のイイトコ取りをめざして〜味も栄養もゆずれないから〜

こんにちは。 田上町 地域おこし協力隊のヤマグチです。 先日、まちのイベントでお会いしたお米の生産者さん。 お忙しい中わざわざ時間をとって頂き、お金も取れるのでは?という内容の、とてもタメになるお話をたっぷり伺いしました。 突然ですがみなさんはお米をどのように食べていますか? おそらくダントツで多いのは、白米を炊飯器で炊いて食べる方でしょうか。 「それ以外なにがあるの?」と言われそうですが、その他にも雑穀など、他の穀物を混ぜて食べる方もいらっしゃると思います。 ヤマグチ