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ゴールデン・タケノコ・ウィーク

こんにちは。
地域おこし協力隊のヤマグチです。

皆さまどんなゴールデンウィーク(以下GW)を過ごしましたか?
旅行に行った方、帰省した方、家でゆっくりした方……
今年は最大10連休ということで全てこなした方も多いかもしれませんね。

ヤマグチはタケノコと共に過ごしたGWでした。

GW最後の土日はこうしてタケノコの話をnoteにまとめています。

タケノコに始まり、タケノコで終わるGW……
もはやゴールデン"タケノコ"ウィークです。

タケノコを掘り、タケノコで遊び、タケノコを食べたGTW。
この町に移住しなければ経験できなかった思い出の一つになりました。

今回はそんなヤマグチのGTWを紹介します。

タケノコを掘る

まずは定番のタケノコ掘り。

道の駅が主催のタケノコ掘り体験にヤマグチも参戦。
この日の参加者は9組、20名以上。
小さいお子さん連れのご家族から若いカップルまで幅広い年代が参加していました。

近くの竹林までみんなで車移動

この日掘る場所は町内のお寺にある竹林。
集合前に雨が止み、気持ちのよい天気のなかスタート。


先生役はまちのお父さんたち。とっても心強いです。

クワがとてもよく似合います

車を停めた広場のすぐ近くに竹林があるため移動は楽々。
さっそく地面をよーく見るとタケノコがあちこちに顔を出しています。

「あったあった!」とお子さんの楽しげな声も響くなか、皆さんどのタケノコを掘ろうかと狙いを定めます。

あちこちから頭が

「それは小せぇ!こっち掘りな」

さっそくお父さんたちの指導。
素人目にはどのタケノコも頭しか出ていないので、小さい大きいの違いが分かりません。

掘るタケノコが決まったら、あとはクワを使ってどんどん掘るのみ……
ではなく、次に掘る位置を定めます。
もちろん周囲を掘っていっても問題はありませんが、1本掘るのに腕がパンパンになってしまいます。

「こっち側から掘っていって!最後は根っこギリギリのところにクワ入れろ!」

タケノコの生え方(角度)を見て、根本が切りやすい方向だけ掘り進めます。そして最後は根本ギリギリをクワで切る。
これが分かっていてもなかなか難しい……
最後クワを入れる場所の見極めが慣れるまでは大変です。

実はタケノコの一番おいしい部分はその根元部分とのこと。
店や旅館に納品する際には、そこを落としてしまうとかなり言われてしまうそうです……

掘っても掘っても根本が見えず苦戦中

しかし皆さん四苦八苦しながらも、お父さんたちのヘルプもあり次々とタケノコをゲット。お子さんたちからも笑顔がこぼれます。

「彼の誕生日にサプライズで連れてきたんです」なんて素敵なエピソードも聞くことができたタケノコ掘り体験。
大小さまざまなタケノコを袋に入れて、皆さん嬉しそうに帰っていきました。
また来年もお待ちしております!

お誕生日おめでとうございます!


・・・

たけのこまつりに参加する

田上町にある道の駅たがみではGW中「たけのこまつり」なるものを開催。

もちろんヤマグチもカメラ片手に参加です。

これ、なんの行列か分かりますか?

ピークの日は200人以上にも

先程ご紹介した朝採れタケノコ。
それを買い求めるお客さんたちの行列です。

田上産のタケノコがここまで周知されているとは正直驚きました……

近隣はもちろん、新潟市内から来るリピーターも多いそうです。
そしてこの行列はGW期間中、毎日見ることができました。
恐るべし、タガミノタケノコパワー。

こんな状態で連日オープンする道の駅たがみです。
たけのこまつりも盛り上がらないはずがありません。
その様子を少しだけご紹介します。

飛ぶように売れていく朝採れタケノコ
竹に穴をあけてつくるランプ
「竹あかり」作り体験
「なないろ」さんによる
竹で作られた篠笛の演奏
出店もたくさん
まさに祭りの賑わい
なかなか駐車できない時間帯も
もちろんゆるキャラも欠かしません
名前は「たけた」

子供が少ないとか、年々人口が減っているとか、
そんな言葉も忘れてしまうほどの賑わいをたけのこまつりでは見ることができました。
お客さんたちはもちろん、出迎えた田上町の人々もきっと楽しく、そしてうれしい数日間だったと思います。


・・・

タケノコを食べる(ナマでも)

もちろん食べます。
下処理、料理はもちろん、ナマでも食べました。

ナマで食べると梨のような食感と甘みなんです。
えぐみの少ない田上のタケノコだけかもしれません。
でも本当なんです。これはぜひ一度体験して頂きたいです。

採ったその場で根本部分を薄くスライス
ほんのり甘くみずみずしい
※さすがにたくさん食べるはオススメしないそう

家ではささっと下処理をして刺身、味噌汁、揚げ物などで頂きました。
下処理は採ったその日なら茹でるだけでOK。あく抜き不要。最高です。

「当日食べるなら絶対刺身」と念押しされた
結局一番これがおいしかったです

道の駅内の食堂でもタケノコの限定メニューが販売されました。
「たけのこおむすびセット」に「筍わらび餅」。

筍わらび餅?

はい、読んで字のごとくタケノコがしっかり入ったわらび餅です。
これが非常においしい。
限定メニューなので今はもう食べられませんが、復活を密かに期待しているヤマグチです。

甘く煮たタケノコが良いアクセントに

こんなにタケノコを食べた1週間は人生初でした。しかも全て国産の朝採れ。
シーズンが終わり、スーパーで並ぶタケノコの水煮に舌が違和感を覚えないことを祈ります……


・・・

最後に

農家さんやお店の方を除けばここまでタケノコざんまいのGWを過ごした人は中々いないのではないでしょうか。

2022年は3連休が多い暦になっています。
次の連休は皆さんもいろいろな「〇〇〇ざんまい」を楽しんでみてはいかがですか?

旬の食材や地元でたくさん採れる食材に少し意識を向けるといろいろな発見があるかもしれません。

今回は、田上町でないと経験できなかったGWの思い出をまとめてみました。引き続き、ヤマグチが得たモノ・コト・ヒトを少しづつ発信、共有していこうと思います。

何か一つでもひっかかった部分がもしあれば、他の記事や町のHP・SNSなども覗いて頂けたら幸いです。

田上町について、お時間を割いて下さりありがとうございました。
地域おこし協力隊のヤマグチがお届けしました。

今回お世話になった方
【けあーず】 タケノコ掘り:指導
https://goo.gl/maps/Hk4BBgM5oQ6hEcXS9
【定福寺】  タケノコ掘り:会場提供
https://www.instagram.com/jofukuji_tagami/
【道の駅たがみ】
https://michinoeki-tagami.jp/

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田上町HP
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